【保存事例】C56 149(山梨県)

当サイトの「保存の可能性について」でもご紹介している、山梨県での保存事例です。

山梨県清里地区では「日本一厳しい保存環境で日本一荒廃した蒸気機関車」とまで揶揄された「C56 149」が復元整備のうえ清里駅に2009年に移設展示され、その後に塗装がまた剥げてきたために2019年には官民一体となった「メイクアッププロジェクト」という企画が実施されました。

官民一体による地域活性化・地域歴史教育・歴史文化財保護という、蒸気機関車の保存活動の理想的なプロジェクトであったと思います。


ここまで酷く荒廃した蒸気機関車でも、直そうと思えば直せてしまえるのです。

大崎市内では特に中山平のC58 356が酷い状況ですが、こうした実例を見れば「まだまだ直せる」とは思えませんか?


実はこのメイクアッププロジェクトに携われた方が昨年2019年にたまたま山梨県から大崎市まで足を運んでくださっており、こうした活動を知った保存会代表の大場は「広域的に歴史を守らなければならない」という考えのもと、微力ながらもご支援をさせて頂きました。

その時に、

「みんな笑顔になれて、歴史も守れて、なんて素敵な事なんだろう」と思うと同時に、

「他の地域で出来る事が、大崎市・大崎市民にはできないことなのかな?」と考え、こうしたきっかけ・ご縁が当保存会を立ち上げる事ができた一因にもなっております。

陸羽東線シゴハチ歴史保存会・陸羽東線シゴハチの里PROJECT

陸羽東線シゴハチ歴史保存会では、大崎市内に静態保存されている蒸気機関車「C58」の保存活動として、 「陸羽東線シゴハチの里PROJECT」を展開しております。