【保存事例】C56 108(島根県)
解体の危機を乗り越え、保存に転じた保存事例です。
今回は島根県のC56 108の新聞記事のご紹介です。
「管理維持への不安」
「安全確保のため撤去を撤去を求める地元住民の声」
このように、この蒸気機関車が立たされた状況は今の大崎市とほぼ同じでした。
しかしそうした状況でも地元鉄道ファンが保存を求める声をあげ、地元の方々にも蒸気機関車は「地域の宝」であると再認識して貰い、解体路線から一転して保存整備されることとなっただけではなく、永く保存していくためにも地元住民らによる保存会も結成されました。
これまで様々な保存事例をご紹介しておりますが、いずれの地域も共通した問題と直面し、蒸気機関車と共に歩んだ地域の歴史を振り返ることで、解体から保存へと転進してきました。そして今、大崎市内からだけではなく、市外・県外・海外からも「歴史あるものを守ろう」とする方々の声が集まってきております。
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